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- 2018.02.06 Tuesday
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毎年この時期、10月から11月にかけて「ひもの作り体験教室」の依頼が入ります。
小学校の社会科の授業の一環なのかな。体験学習?
近隣の小学校の場合は直接我々が学校まで出張して教室を開催します。
遠い学校、もしくは大人の場合、沼津魚市場を会場借用して実施したりもします。
学校で行う場合、干し網もこちらで持ち込み、干しまで行い、下校時に持ち帰っていただく流れ。
魚市場会場の場合、干しまで実施できません。そもそも、干しあがるのに2〜3時間は必要となるので。
なので、塩汁漬け(味付け)まで行い、家に持ち帰って干しを行っていただきます。
干す際、せいろ(干し網)がないと思われますので、洗濯時の靴下を干すような感じで広げて風に当てて干してもらいます。
自分の手が加えられたものというのはとてもおいしく感じるもの。
干していてだんだん色目が変わり、独特の香りが生まれていくのを目の当たりにするのも楽しいものです。
我々が教室を開催するにあたり注意しているのは、くれぐれも怪我をさせないこと。
小学3〜4年の子供たちに一人で包丁を持たせて「さぁ、魚を開いてみましょう!手順はこうですよ!」といってできますでしょうか?
できるわけないんですよね。包丁の角度、力の入れ方、魚の身の厚さ、堅さ、骨の入り方、いきなりわかったら天才。
一人では触らせません。必ず講師となる我々が後ろに回り、手を取り一緒に開きます。
積極的に魚を触り、包丁を入れようとする子もいればなるべく魚に触らずに穏便に済まそうとする子も(笑)
過去に一度も子供体験者に包丁傷のけが人を出していないのが自慢です。
あ、講師側が怪我したことは何度かあるのですがね(ボソ
切れにくい包丁は危険。なので、道具の手入れにも気合い入れてます。
教室後は必ず研ぎを実施!記事を書いている私が丁寧に一本一本手研ぎ。
この地道な作業が重要なのですよ!!
研ぎの後はお日様に当てて干し、そのあとは油をさして新聞紙にくるんで保存。
いつ教室開催依頼が来ても準備万端に整えています。
教室は一人500円と格安。大人数の場合は時間の都合もあるので一人当たりマアジ2尾になることもありますが、
基本一人に対しマアジ3尾を開いていただきます。
沼津ひものの会は地場産業宣伝普及のために尽力しています。
これからも応援よろしくお願いします!!!